Apache HTTP サーバ バージョン 2.0

AcceptPathInfo
AccessFileName
AddDefaultCharset
AddOutputFilterByType
AllowEncodedSlashes
AllowOverride
AuthName
AuthType
CGIMapExtension
ContentDigest
DefaultType
<Directory>
<DirectoryMatch>
DocumentRoot
EnableMMAP
EnableSendfile
ErrorDocument
ErrorLog
FileETag
<Files>
<FilesMatch>
ForceType
HostnameLookups
IdentityCheck
<IfDefine>
<IfModule>
Include
KeepAlive
KeepAliveTimeout
<Limit>
<LimitExcept>
LimitInternalRecursion
LimitRequestBody
LimitRequestFields
LimitRequestFieldSize
LimitRequestLine
LimitXMLRequestBody
<Location>
<LocationMatch>
LogLevel
MaxKeepAliveRequests
NameVirtualHost
Options
Require
RLimitCPU
RLimitMEM
RLimitNPROC
Satisfy
ScriptInterpreterSource
ServerAdmin
ServerAlias
ServerName
ServerPath
ServerRoot
ServerSignature
ServerTokens
SetHandler
SetInputFilter
SetOutputFilter
TimeOut
UseCanonicalName
<VirtualHost>| 説明: | 後に続くパス名情報を受け付けるリソースの指定 |
|---|---|
| 構文: | AcceptPathInfo On|Off|Default |
| デフォルト: | AcceptPathInfo Default |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | FileInfo |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
| 互換性: | Apache 2.0.30 以降で使用可能 |
このディレクティブは実際のファイル名 (もしくは存在するディレクトリの
存在しないファイル) の後に続くパス名情報があるリクエストを受け付けるか
拒否するかを制御します。続きのパス名情報はスクリプトには PATH_INFO
環境変数として利用可能になります。
例えば、/test/ が、here.html というファイル
一つのみがあるディレクトリを指しているとします。そうすると、
/test/here.html/more と /test/nothere.html/more
へのリクエストは両方とも /more を PATH_INFO とします。
AcceptPathInfo ディレクティブに指定可能な
三つの引数は:
Off/test/here.html/more のように、本当のファイル名の
後にパス名情報が続くリクエストには 404 NOT FOUND エラーが返ります。On/test/here.html/more
は /test/here.html が有効なファイルにマップすれば
受け付けられます。DefaultPATH_INFO を拒否します。
cgi-script や isapi-isa のようにスクリプトを扱うハンドラは
一般的にデフォルトで PATH_INFO を受け付けます。AcceptPathInfo の主な目的はハンドラの PATH_INFO を
受け付けるか拒否するかの選択を上書きできるようにすることです。
例えば、これは例えば INCLUDES のような
フィルタを使って PATH_INFO に
基づいてコンテンツを生成しているときに必要になります。
<Files "mypaths.shtml">
Options +Includes
SetOutputFilter INCLUDES
AcceptPathInfo On
</Files>
| 説明: | 分散設定ファイルの名前 |
|---|---|
| 構文: | AccessFileName filename [filename] ... |
| デフォルト: | AccessFileName .htaccess |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
リクエストを処理するとき、サーバはディレクトリに 対して分散設定ファイルが有効になっていれば、 そのドキュメントへの パス上にある全てのディレクトリから、ここで指定された名前の一覧の中で 最初に見つかったファイルをそれぞれ設定ファイルとして読み込みます。例えば:
AccessFileName .acl
という設定があると、以下のようにして無効にされていない限り、
ドキュメント /usr/local/web/index.html
を返す前に、サーバは /.acl, /usr/.acl,
/usr/local/.acl, /usr/local/web/.acl から
ディレクティブを読み込みます。
<Directory />
AllowOverride None
</Directory>
| 説明: | 明示的に文字セットを指定していない応答に追加される デフォルトの文字セット |
|---|---|
| 構文: | AddDefaultCharset On|Off|charset |
| デフォルト: | AddDefaultCharset Off |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | FileInfo |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
このディレクティブは、HTTP ヘッダにコンテントタイプパラメータを
持たない応答に追加される文字セットの名前を指定します。
これは、ドキュメント内の META タグで指定されたどのような文字セット
も無効にします。
AddDefaultCharset Off という設定により、この機能は無効になります。
AddDefaultCharset On にすれば、ディレクティブの要求通り
Apache 内部のデフォルト文字セット iso-8859-1 に設定します。
また、他の charset も指定できます。例えば:
AddDefaultCharset utf-8
| 説明: | MIME-type に出力フィルタを割り当てる |
|---|---|
| 構文: | AddOutputFilterByType filter[;filter...] MIME-type
[MIME-type] ... |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | FileInfo |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
| 互換性: | Apache 2.0.33 以降で使用可能 |
このディレクティブは応答の MIME-type に応じて出力フィルタを使用するようにします。
次の例は mod_deflate の DEFLATE フィルタを
使っています。text/html と text/plain の
すべての出力 (静的なものも動的なものも) をクライアントに送られる前に
圧縮します。
AddOutputFilterByType DEFLATE text/html text/plain
複数のフィルタでコンテンツを処理させたいときは、それぞれの名前をセミコロンで
分ける必要があります。各フィルタに対して
AddOutputFilterByType を一つずつ書くこともできます。
次の例は text/html のスクリプトのすべての出力を
まず INCLUDES フィルタで処理し、さらに DEFLATE フィルタにかけます。
<Location /cgi-bin/>
Options Includes
AddOutputFilterByType INCLUDES;DEFLATE text/html
</Location>
AddOutputFilterByType ディレクティブにより
有効にしたフィルタは場合によっては、部分的もしくは完全に適用されないことが
あります。例えば、MIME タイプがが決定できないときには
DefaultType の設定が同じだったとしても、
DefaultType 設定を使うようになります。
しかし、確実にフィルタが適用されるようにしたいときは、リソースに
明示的にコンテントタイプを割り当てることができます。これには例えば
AddType ディレクティブや
ForceType ディレクティブを使います。
(nphでない) CGI スクリプトでコンテントタイプを設定するというものでも
大丈夫です。
タイプ毎の出力フィルタはプロキシリクエストには決して適用されません。
| 説明: | URL 中の符号化されたパス分離文字が先に伝えられるのを許可するかどうかを 決定する |
|---|---|
| 構文: | AllowEncodedSlashes On|Off |
| デフォルト: | AllowEncodedSlashes Off |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
| 互換性: | Apache 2.0.46 以降で使用可能 |
AllowEncodedSlashes ディレクティブは符号化された
パス分離文字 (/ は %2F、さらにシステムによっては
\ に対応する %5C) が存在する URL の使用を
許可するかどうかを決定します。通常はそのような URL は 404 (Not found) エラー
で拒否されます。
AllowEncodedSlashes On による
パス分離文字の使用は、PATH_INFO と合わせて
使うときに一番役に立ちます。
Turning AllowEncodedSlashes On is
mostly useful when used in conjunction with PATH_INFO.
符号化されたスラッシュを許可することは、復号をすることを
意味しません。%2F や (関係するシステムでの)
%5C は、他の部分が復号された URL の中でもそのままの形式で
残されます。
| 説明: | .htaccess で許可されるディレクティブの種類 |
|---|---|
| 構文: | AllowOverride All|None|directive-type
[directive-type] ... |
| デフォルト: | AllowOverride All |
| コンテキスト: | ディレクトリ |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
サーバが (AccessFileName によって指定された)
.htaccess ファイルを見つけた時、そのファイルの中で
宣言されたどのディレクティブがより前に定義された設定ディレクティブを
上書きできるかを知る必要があります。
AllowOverride は正規表現無しの<Directory>
セクションでのみ有効で、<Location> や <DirectoryMatch>
や <Files> セクションでは無効です。
このディレクティブを None に設定すると、.htaccess ファイルは完全に
無視されます。
この場合、サーバはファイルシステムの .htaccess ファイルを読むことを
試みさえしません。
このディレクティブが All に設定されている時には、
.htaccess という コンテキスト を持つ
全てのディレクティブが利用できます。
directive-type には、以下のディレクティブ群の キーワードのどれかを指定します。
AuthDBMGroupFile,
AuthDBMUserFile,
AuthGroupFile,
AuthName,
AuthType, AuthUserFile, Require など。)。DefaultType, ErrorDocument, ForceType, LanguagePriority,
SetHandler, SetInputFilter, SetOutputFilter,
mod_mime の Add* と Remove*
ディレクティブなど。)。AddDescription,
AddIcon, AddIconByEncoding,
AddIconByType,
DefaultIcon, DirectoryIndex, FancyIndexing, HeaderName, IndexIgnore, IndexOptions, ReadmeName
など。)。Allow, Deny, Order).Options と
XBitHack)。例:
AllowOverride AuthConfig Indexes
上の例では AuthConfig と Indexes のどちらにも
属さないディレクティブはすべて内部サーバエラーを引き起こします。
| 説明: | HTTP 認証の認可領域 (訳注: realm) |
|---|---|
| 構文: | AuthName auth-domain |
| コンテキスト: | ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | AuthConfig |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
このディレクティブはディレクトリに対する認可領域 (訳注: realm)
の名前を指定します。
認可領域は、利用者がどのユーザ名とパスワードを送信すればよいのかを
クライアントに教えるために利用します。
AuthName は一つの引数をとり、
スペースが含まれる場合には、
引用符で括らなければなりません。
このディレクティブは
AuthType ディレクティブや
Require ディレクティブと、
AuthUserFile や
AuthGroupFile などのディレクティブと
一緒に利用する必要があります。
例えば:
AuthName "Top Secret"
ここで AuthName に指定した文字列が、
大部分のブラウザのパスワードダイアログに表示されます。
| 説明: | ユーザ認証の種類 |
|---|---|
| 構文: | AuthType Basic|Digest |
| コンテキスト: | ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | AuthConfig |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
このディレクティブは対象ディレクトリで利用するユーザー認証の種類を選びます。
ただ、現在のところは Basic と Digest しか
実装されていません。
このディレクティブは AuthNameディレクティブや
Require ディレクティブと、
AuthUserFile や AuthGroupFile などのディレクティブと
一緒に利用する必要があります。
| 説明: | CGI スクリプトのインタープリタの位置を調べるための手法 |
|---|---|
| 構文: | CGIMapExtension cgi-path .extension |
| デフォルト: | None |
| コンテキスト: | ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | FileInfo |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
| 互換性: | NetWare のみ |
このディレクティブは Apache が CGI スクリプトを実行するための
インタープリタを探す方法を制御します。
例えば、CGIMapExtension sys:\foo.nlm .foo と設定すると
.foo という拡張子のすべての CGI スクリプトは FOO インタープリタに
渡されます。
| 説明: | Content-MD5 HTTP 応答ヘッダの生成を有効にする |
|---|---|
| 構文: | ContentDigest On|Off |
| デフォルト: | ContentDigest Off |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | Options |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
このディレクティブは、RFC1864 及び RFC2068 において定義されている
Content-MD5 ヘッダーの生成を有効にします。
MD5 は、任意長のデータの「メッセージダイジェスト」(「指紋」 と表現されることもある) を計算するアルゴリズムで、 データの変更があった場合には非常に高い信頼度でメッセージダイジェストに変更が 反映されます。
Content-MD5 ヘッダは、エンドツーエンドで
エンティティボディーに含まれるメッセージの完全性チェック
(Message Integrity Check - MIC)を提供します。
このヘッダを調べることで、プロキシやクライアントは、
途中経路におけるエンティティボディの予期せぬ変更などを
検出することができます。ヘッダの例:
Content-MD5: AuLb7Dp1rqtRtxz2m9kRpA==
リクエスト毎にメッセージダイジェストを計算する (値はキャッシュされません) ことから、 サーバパフォーマンスが低下することについて注意してください。
Content-MD5は、core 機能により処理された
ドキュメントを送るときのみ有効であり、
SSI ドキュメントや CGI スクリプトの出力、バイトレンジを指定した
応答の場合にはこのヘッダは付与されません。
| 説明: | サーバがコンテントタイプを決定できないときに 送られる MIME コンテントタイプ |
|---|---|
| 構文: | DefaultType MIME-type |
| デフォルト: | DefaultType text/plain |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | FileInfo |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
サーバは、MIME のタイプマップからは決定できない ドキュメントの送信を要求されることがあります。
サーバは、ドキュメントのコンテントタイプをクライアントに通知する必要が
ありますので、このようにタイプが未知の場合は
DefaultType で指定されたタイプを利用します。
例:
DefaultType image/gif
これは .gif という拡張子がファイル名に含まれていない
多くの GIF 画像が含まれているディレクトリに適しているでしょう。
ForceType ディレクティブと
違って、このディレクティブはデフォルトの MIME タイプを提供するだけで
あることに注意してください。ファイル名の拡張子を含め、
メディアタイプを決定できる他の MIME タイプの定義があれば
このデフォルトは上書きされます。
| 説明: | 指定のファイルシステムのディレクトリとサブディレクトリとのみに 適用されるディレクティブを囲む |
|---|---|
| 構文: | <Directory directory-path>
... </Directory> |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
指定されたディレクトリとそのサブディレクトリにのみ
ディレクティブを適用させるためには、
<Directory> と
</Directory> を対として、ディレクティブ群を囲います。
その中には、ディレクトリコンテキストで許可された全てのディレクティブを
利用できます。
directive-path は、フルパスもしくは Unix のシェル形式の
ワイルドカードを指定します。
? は任意の 1 文字、* は任意の文字列にマッチします。
シェルにおける指定同様、文字の範囲を [] で指定できます。
ワイルドカードは `/' 文字にはマッチしませんので、
/home/user/public_html には
<Directory /*/public_html> はマッチしませんが、
<Directory /home/*/public_html> はマッチします。
例:
<Directory /usr/local/httpd/htdocs>
Options Indexes FollowSymLinks
</Directory>
directory-path 引数には注意してください: その引数は
Apache がファイルをアクセスするために使うファイルシステムのパスに
そのままマッチする必要があります。ある <Directory> に
適用されるディレクティブは、別のシンボリックリンクをたどったりして
同じディレクトリを違うパスでアクセスした場合には適用されません。
~ という文字を
付加することで拡張正規表現を利用することもできます。
例えば:
<Directory ~ "^/www/.*/[0-9]{3}">
といった指定の場合、/www/ 以下にある数字
3 文字のディレクトリにマッチします。
もし複数の (正規表現以外の) <Directory>セクションが
ドキュメントを含むディレクトリ (やその上位ディレクトリのどれか) とマッチしたならば、
.htaccess ファイルのディレクティブも読み込みつつ、
短いパスから順に適用されます。
例えば、
<Directory />
AllowOverride None
</Directory>
<Directory /home/>
AllowOverride FileInfo
</Directory>
と設定し、ドキュメント /home/web/dir/doc.html への
アクセスがあった場合には以下のように動作します:
AllowOverride None が適用される。
(.htaccess ファイルは無効になる)AllowOverride FileInfo が適用される
(/home ディレクトリに対して)。/home/.htaccess, /home/web/.htaccess,
/home/web/.htaccess の順にそれらのファイル中の
FileInfo ディレクティブが適用される。正規表現は、通常のセクションがすべて適用されるまで 考慮されません。 その後、全ての正規表現が設定ファイルに現れた順で試されます。 例えば、以下のような場合に
<Directory ~ abc$>
# ... directives here ...
</Directory>
正規表現のセクションはすべての通常の <Directory> と
.htaccess の適用が終わるまで考慮されません。
その後で、正規表現は /home/abc/public_html/abc にマッチし、
対応する <Directory> が適用されます。
Apache のデフォルトでは <Directory /> へのアクセスは
Allow from All になっていることに注意してください。
これは、URL からマップされたどのファイルでも Apache は送るということです。
これは以下のようにして変更することが推奨されています。
<Directory />
Order Deny,Allow
Deny from All
</Directory>
そしてアクセスを可能にしたいディレクトリに対して 個別に設定すればよいでしょう。 このあたりについては、セキュリティに関するコツを 参照してください。
ディレクトリセクションは httpd.conf ファイル書きます。
<Directory>
ディレクティブは入れ子にすることができず、
<Limit> や <LimitExcept> セクションの中にも
記述できません。
| 説明: | 正規表現にマッチするファイルシステムのディレクトリと サブディレクトリとのみに適用されるディレクティブを囲む |
|---|---|
| 構文: | <DirectoryMatch regex>
... </DirectoryMatch> |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
<Directory>
ディレクティブと同様に、<DirectoryMatch>
と </DirectoryMatch> は指定されたディレクトリと
そのサブディレクトリにのみ適用されるディレクティブ群を囲います。
しかし、このディレクティブは引数として正規表現をとります。例えば:
<DirectoryMatch "^/www/.*/[0-9]{3}">
は /www/ 以下にある数字 3 文字のディレクトリにマッチします。
<Directory> と正規表現の指定が
適用される順番については <Directory>| 説明: | ウェブから見えるメインのドキュメントツリーになる ディレクトリ |
|---|---|
| 構文: | DocumentRoot directory-path |
| デフォルト: | DocumentRoot /usr/local/apache/htdocs |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
このディレクティブは、httpd がファイルを提供するディレクトリを設定します。
Alias のようなディレクティブにマッチしない場合には、
ドキュメントの (訳注:ファイルシステム上の) パスを生成するために、
リクエストされた URL のパス部分をドキュメントルートに付与します。
例:
DocumentRoot /usr/web
この場合、
http://www.my.host.com/index.html へのアクセスがあれば
/usr/web/index.html が返されます。
DocumentRoot は最後のスラッシュ無しで
指定する必要があります。
| 説明: | 配送中にファイルを読み込むためにメモリマッピングを 使うかどうか |
|---|---|
| 構文: | EnableMMAP On|Off |
| デフォルト: | EnableMMAP On |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | FileInfo |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
このディレクティブは配送中にファイルの内容を読み込む必要があるときに
httpd がメモリマッピングを使うかどうかを制御します。デフォルトでは、
例えば、mod_include を使って SSI ファイルを配送
するときのように、ファイルの途中のデータをアクセスする必要があるときには
Apache は OS がサポートしていればファイルをメモリにマップします。
このメモリマップは性能の向上を持たらすことがあります。 しかし、環境によっては運用上の問題を防ぐためにメモリマッピングを 使用しないようにした方が良い場合もあります:
httpd の
性能が落ちるものがあります。DocumentRoot
では、httpd がメモリマップしている間にファイルが削除されたり
短くなったりしたときに起こるセグメンテーションフォールトのために
httpd がクラッシュする可能性があります。これらの問題に当てはまるサーバの設定の場合は、以下のようにして ファイルの配送時のメモリマッピングを使用不可にしてください:
EnableMMAP Off
NFS マウントされたファイルには、問題のあるファイルにのみ明示的に この機能を使用不可にします:
<Directory "/path-to-nfs-files">
EnableMMAP Off
</Directory>
| 説明: | ファイルのクライアントへの配送時にカーネルの sendfile サポートを 使うかどうか |
|---|---|
| 構文: | EnableSendfile On|Off |
| デフォルト: | EnableSendfile On |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | FileInfo |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
| 互換性: | バージョン 2.0.44 以降で使用可能 |
このディレクティブはクライアンにファイルの内容を送るときに
httpd がカーネルの
sendfile サポートを使うかどうかを制御します。デフォルトでは、
例えば静的なファイルの配送のように、リクエストの処理にファイルの
途中のデータのアクセスを必要としないときには、Apache は OS が
サポートしていればファイルを読み込むことなく sendfile を使って
ファイルの内容を送ります。
sendfile は read と send を別々に行なうことと、バッファの割り当てを 回避します。しかし、プラットフォームやファイルシステムの中には 運用上の問題を避けるためにこの機能を使用不可にした方が良い場合があります:
DocumentRoot
(例えば NFS や SMB)
では、カーネルは自身のキャッシュを使ってネットワークからのファイルを
送ることができないことがあります。これらの問題に当てはまるサーバの設定の場合は、以下のようにして この機能を使用不可にしてください:
EnableSendfile Off
NFS や SMB マウントされたファイルには、問題のあるファイルにのみ明示的に この機能を使用不可にします:
<Directory "/path-to-nfs-files">
EnableSendfile Off
</Directory>
| 説明: | エラーが発生したときにサーバがクライアントに送るもの |
|---|---|
| 構文: | ErrorDocument error-code document |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | FileInfo |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
| 互換性: | Apache 2.0 ではテキストをクウォートする構文が以前のバージョンから 変わっています。 |
問題やエラーが発生したときの動作として、 Apache には以下の四つのうち一つの動作を設定することができます。
最初のものがデフォルトの動作で、2 番目から 4 番目は、
ErrorDocumentディレクティブにより、
HTTP のレスポンスコードと、メッセージか URL を指定することで設定します。
Apache が問題もしくはエラーに関する追加情報を提供することがあります。
URL の場合は、ローカルの URL の指定としてスラッシュで始まる (/) パスか、
クライアントが解釈できるフル URL を指定します。
もしくは、ブラウザに表示されるメッセージを指定できます。
例:
ErrorDocument 500 http://foo.example.com/cgi-bin/tester
ErrorDocument 404 /cgi-bin/bad_urls.pl
ErrorDocument 401 /subscription_info.html
ErrorDocument 403 "Sorry can't allow you access today"
加えて、特別な値 default を使って Apache に
ハードコードされている簡単なメッセージを指定することができます。
通常は必要ではありませんが、default を使うと
既存の ErrorDocument ディレクティブの設定を
継承するところで、Apache のハードコードされた簡単なメッセージに
戻すことができます。
ErrorDocument 404 /cgi-bin/bad_urls.pl
<Directory /web/docs>
ErrorDocument 404 default
</Directory>
リモート URL (例えば、頭に http と付与した方法) を
ErrorDocument に指定するとき、
たとえ文書が同じサーバにあろうとも、ドキュメントがどこにあるかを通知するために、
Apache はリダイレクトをクライアントに送出するということに、注意してください。
これにはいろいろと関連して起こる問題があります。
中でも最も重要なのは、クライアントは元々のエラーステータスコードを受け取らず、
代わりにリダイレクトのステータスコードを受け取るということです。
これにより、ステータスコードを使って URL が有効であるかどうかを決定しようとする
ウェブロボットやその他クライアントを、混乱させるかもしれません。
さらに、ErrorDocument 401 にリモートの URL を指定すると、
クライアントは 401 というステータスコードを受け取らないため、
パスワードをユーザーに入力要求しなければならないことがわかりません。
従って、ErrorDocument 401 というディレクティブを使う場合は、
必ずローカルな文書を参照しなければなりません。
Microsoft Internet Explorer (MSIE) はデフォルトではサーバが生成したエラーメッセージが 「小さすぎる」ときには無視をして自分自身の「やさしい」エラーメッセージで 置換します。サイズのしきい値はエラーの種類によって異なりますが、 一般的にはエラーの文書を 512 バイトよりも多きくすると、MSIE は サーバが生成したエラーを隠さずに表示します。詳しい情報は Microsoft Knowledge Base の記事 Q294807 にあります。
2.0 より前のバージョンでは、対になっていない二重引用符を 先頭に付けることによりメッセージであることを指定していました。
| 説明: | サーバがエラーをログ収集する場所 |
|---|---|
| 構文: | ErrorLog file-path|syslog[:facility] |
| デフォルト: | ErrorLog logs/error_log (Unix) ErrorLog logs/error.log (Windows and OS/2) |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
ErrorLog ディレクティブは、
サーバに生じたさまざまなエラーを
記録する為のファイルの名前を設定します。
file-path が絶対パスでないときは、ServerRoot からの相対パスとみなされます。
ErrorLog /var/log/httpd/error_log
file-path がパイプ (|) から始まる場合は、 エラーログを処理するために実行されるコマンドが 指定されていると解釈されます。
ErrorLog "|/usr/local/bin/httpd_errors"
ファイル名の変わりに syslog と指定することによって、
システムがサポートしていれば syslogd(8) を利用したロギングが有効になります。
デフォルトでは、local7 ファシリティとなりますが、
syslog:facility といった形で記述することにより、
通常 syslog(1) のドキュメントで説明されているファシリティの一つを使うように
することができます。
ErrorLog syslog:user
セキュリティ: ログファイルを格納するディレクトリが、サーバを起動したユーザ以外の ユーザによって書き込める場合にセキュリティが破られる可能性があることに 関する詳細は セキュリティに関するコツ を 参照してください。
Unix 以外のプラットフォームでファイルのパスを入力するときは、 プラットフォームがバックスラッシュの使用を許していたとしても、 確実にスラッシュのみが使用されるように注意してください。一般的には、 設定ファイル全般でスラッシュのみを使う方が良いでしょう。
| 説明: | ETag HTTP 応答ヘッダを作成するために使用される ファイルの属性 |
|---|---|
| 構文: | FileETag component ... |
| デフォルト: | FileETag INode MTime Size |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | FileInfo |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
FileETag ディレクティブは
ドキュメントがファイルに基づいたものであるときに、
ETag (エンティティタグ) 応答ヘッダフィールドを作成するときに使用する
ファイルの属性を設定します。 (ETag の値はネットワークの帯域を節約するための
キャッシュの管理で使われます。) Apache 1.3.22 以前では、ETag の値は
常にファイルの inode, サイズ、最終修正時刻 (mtime) から作成
されていました。FileETag ディレクティブにより、これらのどれを使うかを
選ぶことができます。認識されるキーワードは:
FileETag INode MTime Size
ETag フィールドを
応答に付加しませんINode, MTime, Size キーワードには
+ や - を前に付けて
指定することもできます。この場合は、より広い範囲から継承された
デフォルトの設定に変更を加えるようになります。そのような接頭辞の
無いキーワードを指定すると、即座に継承した設定を無効にします。
あるディレクトリの設定に
FileETag INode MTime Size があり、
サブディレクトリの設定に FileETag -INode があるときは、
そのサブディレクトリの設定は (設定が上書きされなければサブディレクトリの
サブディレクトリにも継承されます) FileETag MTime Size
と同じになります。
| 説明: | マッチするファイル名に適用されるディレクティブを囲む |
|---|---|
| 構文: | <Files filename> ... </Files> |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | All |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
<Files> ディレクティブは、
その中にあるディレクティブの適用範囲をファイル名で制限します。
<Directory> ディレクティブや <Location> ディレクティブと
同じような機能を持ちます。
これは、</Files> ディレクティブと対に
なっていなければなりません。
このセクション中のディレクティブは、ベース名 (ファイル名の最後の部分)
が指定されたファイル名にマッチするすべてのオブジェクトに適用されます。
<Files> セクションは
<Directory> セクションと
.htaccess が読み込まれた後、
<Location> セクションよりは先に
設定ファイルに現れた順に適用されます。
<Files> は、
<Directory> セクション内に
ネストさせることができ、
ファイルシステムの一部にのみ限定して適用させることができます。
filename 引数は、ファイル名かワイルドカード文字列
で、ワイルドカードでは ? は一つの文字、* は任意の文字列にマッチします。
~ という文字を付加することで拡張正規表現を使うこともできます。
例えば、
<Files ~ "\.(gif|jpe?g|png)$">
とすることにより、一般的なインターネットの画像フォーマットにマッチします。
ただし、
<FilesMatch> を使う方が
推奨されています。
ちなみに、<Directory> と <Location> セクションとは異なり、
<Files>
は .htaccess ファイル内で利用することができます。
これにより、ユーザがファイル毎にアクセスの制御を行なうことができるように
なっています。
| 説明: | 正規表現にマッチするファイル名に適用される ディレクティブを囲む |
|---|---|
| 構文: | <FilesMatch regex> ... </FilesMatch> |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | All |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
<FilesMatch> ディレクティブは、
<Files>
ディレクティブ同様にその中にあるディレクティブの適用範囲をファイル名で制限します。ただし、
このディレクティブには正規表現を指定します。
例えば:
<FilesMatch "\.(gif|jpe?g|png)$">
は一般的なインターネットの画像形式にマッチします。
| 説明: | すべてのマッチするファイルが指定の MIME コンテントタイプで 送られるようにする |
|---|---|
| 構文: | ForceType MIME-type|None |
| コンテキスト: | ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | FileInfo |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
| 互換性: | Apache 2.0 で core に移動 |
.htaccess や <Directory> セクション、
<Location> セクション、
<Files> セクションに
書かれた場合、このディレクティブはそこにあるすべてのファイルが
MIME-type
で指定されたコンテントタイプとして扱われるようにします。たとえば、
GIF ファイルばかりのディレクトリがあって、すべてのファイルを .gif
で終わらせたくはないときに、以下のものを使用します:
ForceType image/gif
DefaultType と違って
このディレクティブはメディアタイプを決めることができるかもしれない
ファイルの拡張子も含め、すべての MIME タイプの関連付けを
上書きすることに注意してください。
None という値を使うことで ForceType の
設定を無効にできます:
# force all files to be image/gif:
<Location /images>
ForceType image/gif
</Location>
# but normal mime-type associations here:
<Location /images/mixed>
ForceType None
</Location>
| 説明: | クライアントの IP アドレスの DNS ルックアップを 有効にする |
|---|---|
| 構文: | HostnameLookups On|Off|Double |
| デフォルト: | HostnameLookups Off |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
このディレクティブは、ホスト名をログ収集できるように
DNS ルックアップを有効にします
(さらに、CGI/SSI に REMOTE_HOST 変数として渡します)。
Doubleを指定した場合、2 重の逆引きを行ないます。
つまり、逆引きの後に、その結果に対して正引きを行ないます。正引きの
結果の IP アドレスの中にオリジナルのアドレスと一致するものがなければ
なりません。("tcpwrappers" の用語では PARANOID と呼ばれています。)
mod_access でホスト名によるアクセス
制御を行なう場合には、
設定の如何によらず 2 重の逆引きが実行されます。
これは、セキュリティを保つために必要です。
HostnameLookups Double を設定しない限り、
他の部分はこの 2 重逆引きの結果を使うことはできません。
例えば、HostnameLookups On と設定してある状態で、
ホスト名によるアクセス制限を行なったオブジェクトへの
リクエストを受けたとすると、2 重の逆引きが成功するか否かによらず、
REMOTE_HOST には通常の逆引き結果が渡されます。
ディレクティブのデフォルトは
本当に逆引きを必要としているわけではないサイトの
ネットワークトラフィックを低減させるために、Off になっています。
ルックアップによる余計な遅延がなくなるため、
エンドユーザにとっても良いでしょう。
DNS のルックアップには、かなりの時間が必要となる場合が多く、
負荷の高いサイトではこのディレクティブは Off にすべきです。
なお、/support ディレクトリに含まれ、デフォルトでは
インストールディレクトリの bin サブディレクトリに
インストールされる logresolve ユーティリティにより、
Apache の動作とは別に、ログに残されている IP アドレスからホスト名を
ルックアップすることが可能です。
| 説明: | リモートユーザの RFC1413 によるアイデンティティのロギングを 有効にする |
|---|---|
| 構文: | IdentityCheck On|Off |
| デフォルト: | IdentityCheck Off |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
このディレクティブは、クライアントマシン上で identd やそれに類似したデーモンが動作しているときに、 それぞれの接続に対して RFC 1413 に準処したリモートユーザの 名前のロギングを行なうようにします。 この情報は、アクセスログに収集されます。
ここで得られた情報は簡単なユーザ追跡に使う以外は、 まったく信頼するべきではありません。
すべてのリクエストに対してルックアップが行なわれますので、 深刻な遅延の問題を起こすかもしれないことに注意してください。 (訳注: 例えばクライアント側に) ファイアウォールがあると、 ルックアップが失敗し、各リクエストに 30 秒の遅延が加わることに なる可能性があります。 従って、一般的にはインターネットからアクセス可能なパブリックなサーバで 有益なものではありません。
| 説明: | 起動時にテストが真であるときのみに処理されるディレクティブを 囲む |
|---|---|
| 構文: | <IfDefine [!]parameter-name> ...
</IfDefine> |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | All |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
<IfDefine test>...</IfDefine>
セクションは、
ディレクティブを条件付きで指定するために利用します。
<IfDefine> セクションに
含まれるディレクティブは、testが
定義されているときのみ処理されます。
もし test が定義されていなければ、
開始と終了の指定の間のディレクティブは無視されます。
<IfDefine> セクションディレクティブに
指定する test は、
次の二つの形式のうちの一つをとります:
!parameter-name前者の場合には、parameter-name と名付けられたパラメータが 定義されていれば開始と終了の間のディレクティブが処理されます。 後者の場合は逆で、parameter-name が指定されていない 場合に処理されます。
parameter-name 引数は、サーバを起動する際に
httpd のコマンドラインに
-Dparameter- という形で指定すると定義されます。
<IfDefine> セクションは
入れ子にすることができ、複数のパラメータによるテストをするために使用できます。
例:
httpd -DReverseProxy ...
# httpd.conf
<IfDefine ReverseProxy>
LoadModule rewrite_module modules/mod_rewrite.so
LoadModule proxy_module modules/libproxy.so
</IfDefine>
| 説明: | モジュールの存在するかしないかに応じて処理される ディレクティブを囲む |
|---|---|
| 構文: | <IfModule [!]module-name> ...
</IfModule> |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | All |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
<IfModule test>...</IfModule>
セクションは、モジュールが存在するときに処理されるディレクティブを
指定するために利用します。
<IfModule> セクションに
含まれるディレクティブは、test
で指定するモジュールが組み込まれているときのみ処理されます。
もし test が組み込まれていなければ、開始と終了の間のディレクティブ
は無視されます。
<IfModule> セクションディレクティブに
指定する test は、
次の二つの形式のうちの一つをとります。
前者の場合は、module name と名付けられたモジュールが
Apache に組み込まれていれば
(コンパイル済みのものと、LoadModule を利用して
動的に読み込んだものの両方)、
開始と終了の間のディレクティブが処理されます。
後者の場合は逆で、module name が組み込まれていない
場合に処理されます。
module name 引数は、
コンパイルをした時のモジュールのファイル名です。
例えば、
mod_rewrite.c です。
モジュールが複数のソースファイルから構成されている場合は、文字列
STANDARD20_MODULE_STUFF があるファイルの名前を
使ってください。
<IfModule> セクションは
入れ子にすることが可能であり、
複数のモジュールのテストを行なうために使用できます。
<IfModule> セクションの中に
入れる必要はありません。| 説明: | サーバ設定ファイル中から他の設定ファイルを取り込む |
|---|---|
| 構文: | Include file-path|directory-path |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
| 互換性: | ワイルドカードによるマッチは 2.0.41 以降で使用可能 |
このディレクティブにより、サーバの設定ファイルから 他の設定ファイルをインクルードすることができます。
複数のファイルをアルファベット順に一度に読み込むために、
シェル形式 (fnmatch) のワイルドカード文字を使うことができます。
さらに、Include にディレクトリを指定した場合は、
ディレクトリとそのサブディレクトリ内の全てのファイルを
アルファベット順に読み込んで、設定ファイルとして処理します。
しかし、ディレクトリ全体を読み込むのはお勧めできません。
ふとしたことから httpd が読み込みに失敗するような
一時ファイルをディレクトリに残してしまうようなことがよくあるからです。
指定するファイルパスは絶対パスか、
ServerRoot ディレクトリからの
相対パスか、のどちらかです。
例:
Include /usr/local/apache2/conf/ssl.conf
Include /usr/local/apache2/conf/vhosts/*.conf
ServerRoot からの相対パスの場合は:
Include conf/ssl.conf
Include conf/vhosts/*.conf
apachectl configtest を実行すると、設定をチェックしている時に
読み込まれたファイルのリストが表示されます:
root@host# apachectl configtest
Processing config file: /usr/local/apache2/conf/ssl.conf
Processing config file: /usr/local/apache2/conf/vhosts/vhost1.conf
Processing config file: /usr/local/apache2/conf/vhosts/vhost2.conf
Syntax OK
| 説明: | HTTP の持続的な接続を有効にする |
|---|---|
| 構文: | KeepAlive On|Off |
| デフォルト: | KeepAlive On |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
HTTP/1.0 の Keep-Alive 拡張と HTTP/1.1 の持続的接続の機能は、
複数のリクエストが同じ TCP の接続で送られる、長時間持続する
HTTP セッションを提供します。たくさんの画像が
含まれる HTML ドキュメントでは場合によっては遅延時間が 50% 短縮される結果も
でています。Keep-Alive 接続を有効にするには
KeepAlive On と設定します。
HTTP/1.0 に対応したクライアントの際には、 クライアントより特に要求があった場合のみ Keep-Alive 接続となります。 さらに、HTTP/1.0 クライアントでは、コンテンツの容量が先に (訳注: 要求に対して応答を返す前に) わかる場合のみ Keep-Alive 接続を利用できます。 これは、CGI の出力や SSI のページ、 サーバが生成したディレクトリのリストのような動的コンテンツを HTTP/1.0 クライアントに送る場合には Keep-Alive 接続を使えないことを意味します。 HTTP/1.1 に対応したクライアントの際には、 特に指定されない限りはデフォルトとして持続的な接続が行なわれます。 クライアントが要求すれば、コンテンツの容量を判別できないものを 持続的な接続を通して送るために、チャンクエンコーディングが用いられます。
| 説明: | 持続的な接続で次のリクエストが来るまでサーバが待つ時間 |
|---|---|
| 構文: | KeepAliveTimeout seconds |
| デフォルト: | KeepAliveTimeout 15 |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
接続を閉じる前に、Apache が次のリクエストを何秒待つかを指定します。
リクエストを受け付けた後は、Timeout ディレクティブによって
指定されたタイムアウト値が使われます。
KeepAliveTimeout を大きな値に設定すると、
負荷の高いサーバにおいてはパフォーマンスの問題を引き起こす場合があります。
タイムアウトが長ければ長いほど、より多くのサーバプロセスが
活発でないクライアントからの接続の終了を待ち続けることになります。
| 説明: | 囲いの中にあるアクセス制御の適用を特定の HTTP メソッドのみに 制限する |
|---|---|
| 構文: | <Limit method [method] ... > ...
</Limit> |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | All |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
アクセス制御は、通常全てのアクセスメソッドに対して
影響し、普通はこれが望ましい挙動です。
そうしたことから、大部分の場合にはアクセス制御に関わるディレクティブを
<Limit> セクション内に
書くべきではありません。
<Limit> ディレクティブの
目的は、アクセス制御の範囲を
指定された HTTP メソッドに限定するためです。
それ以外のメソッドは、<Limit> で囲われたアクセス制御の
影響を受けません。
以下の例は、POST, PUT, DELETE のメソッドに対してのみアクセスの制御を行ない、
それ以外のメソッドについては制限しません:
<Limit POST PUT DELETE>
Require valid-user
</Limit>
メソッド名には以下の中から一つ以上を列挙することができます:
GET,
POST, PUT, DELETE,
CONNECT, OPTIONS,
PATCH, PROPFIND, PROPPATCH,
MKCOL, COPY, MOVE,
LOCK, UNLOCK. メソッド名は
大文字小文字を区別します。 GET を指定した場合には
HEAD リクエストにも制限がかかります。TRACE
メソッドに制限をかけることはできません。
<Limit>
セクションの代わりに <LimitExcept> セクションを使用した方が良いでしょう。
<LimitExcept>
セクションでは不特定のメソッドに対しても防御できるからです。| 説明: | 指定されたもの以外の HTTP メソッドにアクセス制御を 制限する |
|---|---|
| 構文: | <LimitExcept method [method] ... > ...
</LimitExcept> |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | All |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
<LimitExcept> と
</LimitExcept> は、引数に
含まれていない
HTTP のアクセスメソッドに適用するためのアクセス制御
ディレクティブを括るために利用します。
つまり、<Limit> セクションの反対の動作をし、
標準のメソッドと標準外や未認識のメソッドの場合の両方を設定できます。
<Limit> のドキュメントも
併せて参照してください。
例:
<LimitExcept POST GET>
Require valid-user
</LimitExcept>
| 説明: | 内部リダイレクトと入れ子になったサブリクエストの最大数を決定する |
|---|---|
| 構文: | LimitInternalRecursion number [number] |
| デフォルト: | LimitInternalRecursion 10 |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
| 互換性: | Apache 2.0.47 以降で使用可能 |
内部リダイレクトは例えば Action ディレクティブを
使っているときに起こります。Action ディレクティブは
元々のリクエストを CGI スクリプトに内部リダイレクトを行ないます。
サブリクエストはいくつかの URI に対して、リクエストされたときに
何が起こるかを調べるための Apache の機構です。例えば、mod_dir
は DirectoryIndex ディレクティブ
がリストするファイルを調べるためにサブリクエストを使います。
LimitInternalRecursion は内部リダイレクトや
サブリクエストが無限ループに陥ったときのサーバクラッシュを防ぎます。
普通、そのようなループは設定に失敗したときに発生します。
このディレクティブは、リクエスト毎に評価される、二つの違う限界値を 設定します。最初の number は、起こり得る 内部リクエストの最大値を設定します。二つめの number は サブリクエストが入れ子にできる深さを設定します。number を 一つだけ指定したときは、両方の限界値にその値が設定されます。
LimitInternalRecursion 5
| 説明: | クライアントから送られる HTTP リクエストのボディの 総量を制限する |
|---|---|
| 構文: | LimitRequestBody bytes |
| デフォルト: | LimitRequestBody 0 |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | All |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
このディレクティブは、リクエストボディに許されるバイト数、bytes を 0 (無制限を意味します) から 2147483647 (2GB) までの数値で指定します。
LimitRequestBody ディレクティブは、
ディレクティブが書かれたコンテキスト
(サーバ全体、ディレクトリ、ファイル、ロケーション) 内で
許容する HTTP リクエストメッセージボディのサイズに制限をかけることができます。
クライアントのリクエストがその制限値を越えていれば、
サーバはリクエストを処理せずにエラーを返します。
普通のリクエストメッセージボディのサイズは、リソースの種類や
許可されているメソッドによって大きく変わります。
CGI スクリプトは、よく情報を受信するために
メッセージボディを使います。
PUT メソッドの実装は、このディレクティブの値として
少なくともあるリソースに対してサーバが受け付けようとする
表現の大きさほどの値を必要とします。
このディレクティブは、 管理者にクライアントからの異常なリクエストを制御できるようにし、 何らかの形のサービス拒否攻撃 (訳注:DoS) を避けるのに有効です。
ある場所へのファイルアップロードを許可する場合に、 アップロードできるファイルのサイズを 100K に制限したければ、 以下のように指定します:
LimitRequestBody 102400
| 説明: | クライアントからの HTTP リクエストのヘッダフィールドの数を 制限する |
|---|---|
| 構文: | LimitRequestFields number |
| デフォルト: | LimitRequestFields 100 |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
number には、0 (無制限を意味します) から 32767
までの整数を指定します。
デフォルト値は、定数 DEFAULT_LIMIT_REQUEST_FIELDS
によりコンパイル時に定義されます (配布時には 100 と指定されています)。
LimitRequestBody ディレクティブは、 サーバ管理者が HTTP リクエスト中において許可するリクエストヘッダフィールド数を 指定します。 サーバはこの値には通常のクライアントからのリクエストに含まれるであろう フィールドの数より大きな値が必要とします。 クライアントにより使われた要求ヘッダーフィールドの数が 20 を超えることはほとんどありませんが、 これは種々のクライアントの実装よって変わり、 詳細なコンテントネゴシエーションをするためのブラウザの設定までにも 影響されることがあります。 オプションの HTTP 拡張はリクエストヘッダフィールドを使って現される場合が 多くあります。
このディレクティブは、 管理者にクライアントからの異常なリクエストを制御できるようにし、 何らかの形のサービス拒否攻撃 (訳注:DoS) を避けるのに有効です。 リクエストのフィールドが多過ぎることを意味するエラー応答が 普通のクライアントに返されるような時はこの値を増やしてください。
例:
LimitRequestFields 50
| 説明: | クライアントからの HTTP リクエストのヘッダの サイズを制限する |
|---|---|
| 構文: | LimitRequestFieldsize bytes |
| デフォルト: | LimitRequestFieldsize 8190 |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
このディレクティブは、HTTP リクエストヘッダ内に含めることのできる
バイト数、bytes を
0 からコンパイル時に定義される定数
DEFAULT_LIMIT_REQUEST_FIELDSIZE (配布時には 8192 と指定)
で指定された値までの数字で指定します。
LimitRequestFieldSize ディレクティブは、
サーバのコンパイル時に指定したインプットバッファ容量以下に
HTTP リクエストヘッダの許容されるサイズを制限することができます。
サーバは、このディレクティブの値として、
通常のクライアントリクエストから送られた個々のヘッダフィールドに
十分足る大きさを必要とします。
普通のリクエストヘッダのサイズは、個々のクライアントにより大きく変わり、
詳細なコンテントネゴシエーションをするためのブラウザの設定までにも
影響されることがあります。
このディレクティブは、 管理者にクライアントからの異常なリクエストを制御できるようにし、 何らかの形のサービス拒否攻撃 (訳注:DoS) を避けるのに有効です。
例:
LimitRequestFieldSize 4094
| 説明: | クライアントからの HTTP リクエスト行のサイズを制限する |
|---|---|
| 構文: | LimitRequestLine bytes |
| デフォルト: | LimitRequestLine 8190 |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
このディレクティブは、HTTP リクエスト行内で許容されるバイト数
bytes を 0 からコンパイル時の定数
DEFAULT_LIMIT_REQUEST_LINE (配布時には 8190 と指定)
で指定された値までの数字で指定します。
LimitRequestLine ディレクティブにより、サーバ管理者は
サーバのコンパイル時に指定したインプットバッファ容量以下に
クライアントからの HTTP リクエスト行のサイズの制限を行なうことができます。
リクエスト行は、HTTPメソッド、URI、プロトコルバージョンから成っており、
LimitRequestLine はサーバへのリクエストに対して
許容するリクエスト URI の長さを制限することになります。
サーバは、GET リクエストのクエリ部分も含めて、リソースの名前が入るに足る
大きさを必要とします。
このディレクティブは、 管理者にクライアントからの異常なリクエストを制御できるようにし、 何らかの形のサービス拒否攻撃 (訳注:DoS) を避けるのに有効です。
例:
LimitRequestLine 4094
| 説明: | XML 形式のリクエストのボディのサイズを制限する |
|---|---|
| 構文: | LimitXMLRequestBody bytes |
| デフォルト: | LimitXMLRequestBody 1000000 |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | All |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
XML 形式のリクエストのボディの最大値を (バイト単位で) 制限します。
値に 0 を指定するとチェックを無効にします。
例:
LimitXMLRequestBody 0
| 説明: | 囲んだディレクティブをマッチする URL のみに適用 |
|---|---|
| 構文: | <Location
URL-path|URL> ... </Location> |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
<Location> ディレクティブは、
URL により中に書かれたディレクティブの適用範囲を制限します。
<Directory>
ディレクティブと似ていて、
</Location> ディレクティブで終了する
サブセクションを開始します。
<Location> セクションは、
<Directory> セクションと
.htaccess の読み込みの後、
<Files> セクションを
適用した後に、設定ファイルに現れた順に処理されます。
<Location> セクションは
完全にファイルシステムと関連せずに動作します。このことから導かれる
結果にはいつくか注意する点があります。最も重要なものは、
ファイルシステムの位置へのアクセス制御に <Location> ディレクティブを使うべきではない
ということです。複数の URL がファイルシステムの同じ位置にマップされる
可能がありますので、そのようなアクセス制御は回避されてしまう可能性が
あります。
<Location> を使うか<Location> ディレクティブは
ファイルシステム外のコンテンツにディレクティブを適用するときに
使用してください。ファイルシステムに存在するコンテンツに対しては、
<Directory> と <Files> を使ってください。
例外は、<Location /> で、これはサーバ全体に対して
設定を適用する簡単な方法です。
全ての (プロキシ以外の) リクエストに対し、
URL は /path/ という、
接頭辞 http://servername を含まない形でマッチします。
プロキシリクエストの場合には、scheme://servername/path
という接頭辞を含む形でマッチし、接頭辞を含めて指定する必要があります。
URL にはワイルドカードを利用することができます。
? は任意の一文字、* は任意の文字列にマッチします。
~ という文字を追加することで、拡張正規表現を
利用することもできます。
例えば:
<Location ~ "/(extra|special)/data">
は URL に /extra/data か /special/data という文字列が
含まれている場合にマッチします。
<LocationMatch> ディレクティブは
<Location> の正規表現
版とまったく同じ動作をします。
<Location> 機能は、SetHandler ディレクティブと
組合わせて利用すると特に便利です。
例えば、foo.com のブラウザからのみステータスの参照を有効にしたければ、
次のようにすれば良いでしょう。
<Location /status>
SetHandler server-status
Order Deny,Allow
Deny from all
Allow from .foo.com
</Location>
スラッシュ文字は、URL 内に現れる場所に応じて変化する
特別な意味を持っています。
ファイルシステムにおいて利用する場合には複数のスラッシュでも一つの
スラッシュとして扱われることが多いですが、
(すなわち、/home///foo は
/home/foo と同じいったように)
URL においては必ずしもそうなるわけではありません。
<LocationMatch>
ディレクティブや正規表現を利用した
<Location> ディレクティブで、
複数のスラッシュにマッチさせたいときには、、明示的に記述する
必要があります。
例えば、<LocationMatch ^/abc> は、
/abc というリクエスト URL にマッチしますが、
//abc というリクエスト URL にはマッチしません。
(正規表現でない) <Location>
ディレクティブは、
proxy リクエストに対して利用する際には同様の振る舞いをしますが、
(正規表現でない) <Location> を proxy
でないリクエストに対して利用する際には、
一つのスラッシュで複数のスラッシュにマッチします。
例えば、<Location /abc/def> と指定し、
/abc//def というリクエストがあれば、
マッチすることになります。
| 説明: | 囲んだディレクティブを正規表現にマッチする URL のみに 適用 |
|---|---|
| 構文: | <LocationMatch
regex> ... </LocationMatch> |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
<LocationMatch> ディレクティブは、
<Location> と同じ様に
URL により中に書かれたディレクティブの適用範囲を制限します。
但し、引数は普通の文字列ではなく、正規表現となります。例えば、
<LocationMatch "/(extra|special)/data">
は URL に /extra/data か /special/data
という文字列が含まれている場合にマッチします。
| 説明: | ErrorLog の冗長性を制御する |
|---|---|
| 構文: | LogLevel level |
| デフォルト: | LogLevel warn |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
LogLevel は、エラーログ (ErrorLog ディレクティブを
見てください) へ記録するメッセージの冗長性を調整します。
以下の level を指定でき、順に重要度が下がっていきます。
| レベル | 説明 | 例 |
|---|---|---|
emerg |
緊急 - システムが利用できない | Child cannot open lock file. Exiting (子プロセスがロックファイルを開けないため終了した) |
alert |
直ちに対処が必要 | getpwuid: couldn't determine user name from uid (getpwuid: UID からユーザ名を特定できなかった) |
crit |
致命的な状態 | socket: Failed to get a socket, exiting child (socket: ソケットが得られないため、子プロセスを終了させた) |
error |
エラー | Premature end of script headers (スクリプトのヘッダが足りないままで終わった) |
warn |
警告 | child process 1234 did not exit, sending another SIGHUP (子プロセス 1234 が終了しなかった。もう一度 SIGHUP を送る) |
notice |
普通だが、重要な情報 | httpd: caught SIGBUS, attempting to dump core in ... (httpd: SIGBUS シグナルを受け、... へコアダンプをした) |
info |
追加情報 | "Server seems busy, (you may need to increase StartServers, or Min/MaxSpareServers)..." (「サーバは負荷が高い、 (StartServers や Min/MaxSpareServers の値を増やす必要があるかも)」) |
debug |
デバッグメッセージ | "Opening config file ..." (設定ファイルを開いている...) |
特定のレベルが指定された場合、それより高いレベルの全てのメッセージが
報告されます。
例えば、LogLevel info に指定すると、
notice と warn も報告されます。
なお crit 以上のレベルを指定することが推奨されます。
例:
LogLevel notice
ファイルにログを出力する場合、notice
レベルのメッセージは抑制されず、すべてログに出力されます。
しかし syslog を使用している場合は、
これは当てはまりません。
| 説明: | 持続的な接続上で許可されるリクエストの数 |
|---|---|
| 構文: | MaxKeepAliveRequests number |
| デフォルト: | MaxKeepAliveRequests 100 |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
MaxKeepAliveRequests ディレクティブは、
KeepAlive が有効な場合に、
一回の接続で受け付け可能なリクエストの数を制限します。
0 に設定していれば、受け付けるリクエストは無制限になります。
この設定は、サーバ性能を向上させるために、大きな数値を指定すること勧めます。
例:
MaxKeepAliveRequests 500
| 説明: | 名前ベースのバーチャルホストのための IP アドレスを指定 |
|---|---|
| 構文: | NameVirtualHost addr[:port] |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
NameVirtualHost ディレクティブは、
名前ベースのバーチャルホストの設定を行ないたい場合に
必要となるものです。
addr にはホスト名を指定できますが、 常に IP アドレスを指定するのが推奨されます。 例えば、
NameVirtualHost 111.22.33.44
NameVirtualHost ディレクティブは、
名前ベースのバーチャルホストを
利用してリクエストを受け付ける IP アドレスを指定します。
これは、普通は名前ベースのバーチャルホストアドレスです。
ただし、ファイアーウォールや他のプロキシがリクエストを受け付け、
違う IP アドレスのサーバにフォワードするという場合は、
リクエストを提供したいマシン上の物理インターフェースの
IP アドレスを指定する必要があります。
複数のアドレスで複数の名前ベースのバーチャルホストを指定する場合は
各アドレスに対してディレクティブを書いてください。
「主サーバ」や、どの _default_ サーバも、
NameVirtualHost で指定した IP アドレスへのリクエスト
を処理することはありません (なぜか
NameVirtualHost を
指定したけどそのアドレスに VirtualHost を定義しなかった場合を除く)。
名前ベースのバーチャルホストにポート番号を指定することも可能です。 例えば
NameVirtualHost 111.22.33.44:8080
IPV6 のアドレスは次の例のように角括弧で囲む必要があります:
NameVirtualHost [fe80::a00:20ff:fea7:ccea]:8080
すべてのインタフェースへのリクエストを受け取るようにするためには、
引数として * を使います。
NameVirtualHost *
<VirtualHost> ディレクティブの引数<VirtualHost> ディレクティブの引数は NameVirtualHost ディレクティブの引数に正確に
合っている必要があることに注意してください。
NameVirtualHost 1.2.3.4
<VirtualHost 1.2.3.4>
# ...
</VirtualHost>
| 説明: | ディレクトリに対して使用可能な機能を設定する |
|---|---|
| 構文: | Options
[+|-]option [[+|-]option] ... |
| デフォルト: | Options All |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | Options |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
Options ディレクティブは、特定のディレクトリに対して
どの機能が使用可能かを制御します。
option を Noneに指定すると、
特別な機能は全て無効になります。
また、以下の示す 1 個以上のものを指定できます。
AllMultiViews を除いた全ての機能が有効となります。
これがデフォルトです。ExecCGImod_cgi による CGI スクリプトの実行を許可します。FollowSymLinksサーバがシンボリックリンクをたどる場合でも、
<Directory> セクションに
マッチさせるための
パス名は変更されません。
<Location> 内に
このオプションを指定しても無視されることに
注意してください。
Includesmod_include が提供する SSI を有効にします。IncludesNOEXEC#exec コマンド と #exec CGI は無効になります。
ただし、#include virtual により、ScriptAlias されたディレクトリで
CGI を実行することは可能です。IndexesDirectoryIndex で指定したファイル (例えば、index.html) が
ディレクトリ内に無ければ、mod_autoindex が
ディレクトリ内の一覧を整形して返します。MultiViewsmod_negotiation による
コンテントネゴシエーション
された "MultiViews" を許可します。SymLinksIfOwnerMatch<Location> 内にこのオプションを
指定しても無視されます。通常、ディレクトリに対して複数の Options が
適用可能な場合、
最も近いもの一つのみが適用され、他のものは無視されます。
複数の指定がマージされるわけではありません。(セクションのマージ方法を参照してください。)
しかし、すべての Options ディレクティブが + や - 付きで
指定された場合はオプションの値はマージされます。
+ を頭につければ現在の設定に加えられ、
- を付ければ現在の設定から削除されます。
例えば、+ や - を利用しない場合は:
<Directory /web/docs>
Options Indexes FollowSymLinks
</Directory>
<Directory /web/docs/spec>
Options Includes
</Directory>
/web/docs/spec というディレクトリには、
Includes だけが適用されます。
しかし、2 番目の Options で + や - を利用してみると:
<Directory /web/docs>
Options Indexes FollowSymLinks
</Directory>
<Directory /web/docs/spec>
Options +Includes -Indexes
</Directory>
/web/docs/spec というディレクトリには、 FollowSymLinks と
Includes が適用されます。
-IncludesNOEXEC もしくは
-Includes を指定すると、
前の設定がどのようになっていようとも SSI は無効となります。
どのような設定もされていなければ、デフォルトでは All に
なります。
| 説明: | どの認証済みユーザがリソースをアクセスできるかを選択する |
|---|---|
| 構文: | Require entity-name [entity-name] ... |
| コンテキスト: | ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | AuthConfig |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
このディレクティブは、どの認証済みのユーザがディレクトリに アクセスすることができるかを指定します。 以下のような構文になります。
Require user userid [userid] ...Require group group-name [group-name] ...Require valid-userRequire は、正しく動作するためには AuthName 及び AuthType ディレクティブや、
(ユーザとグループを指定するために) AuthUserFile 及び AuthGroupFile
といったディレクティブと共に
指定する必要があります。
例えば:
AuthType Basic
AuthName "Restricted Directory"
AuthUserFile /web/users
AuthGroupFile /web/groups
Require group admin
このようにして適用されたアクセス制御は、全てのメソッドに
対して行なわれます。
通常は、これが望ましい動作です。
もし、特定のメソッドに対してのみアクセスの制御を適用し、
他のメソッドは制限しない場合には、<Limit> セクション内に
Require を
指定してください。
| 説明: | Apache の子プロセスから起動されたプロセスの CPU 消費量を 制限する |
|---|---|
| 構文: | RLimitCPU seconds|max [seconds|max] |
| デフォルト: | 未設定。オペレーティングシステムのデフォルトを使用 |
| コンテキスト: | サーバ設定ファイル, バーチャルホスト, ディレクトリ, .htaccess |
| 上書き: | All |
| ステータス: | Core |
| モジュール: | core |
一つか二つのパラメータをとります。
最初のパラメータは全プロセスに対するリソースのソフトリミットを設定し、
2 番目のパラメータは最大のリソースリミットを設定します。
パラメータには数字か、オペレーティングシステムの最大となる
max のどちらかを指定することができます。
最大のリソースリミットを上げるためには、サーバを
root で実行するか起動されなければいけません。
ちなみに、この設定は Apache の子プロセス自体ではなく、 リクエストを受け付けた Apache の子プロセスから fork されたプロセスに 適用されます。 これには CGI や SSI から実行されたコマンドが含まれますが、Apache の 親プロセスから fork されたログのパイププロセスなどには適用されません